ウィリアム王子とガッキーの共通点
ケートゥとは
インド占星術でケートゥと呼ばれる、この世に存在しない惑星は、西洋占星術では、サウス・ノードと呼ばれています。
ラーフ(西洋占星術でいう、ノース・ノード)と共に、日食・月食を引き起こすのに一役担うケートゥですが、インド神話では、もとは1体のヘビが2つに切り裂かれたものであるため、チャート上、ラーフとケートゥは必ず常に対の関係となります。そして、その軸が置かれる2つのハウスは運命的な作用が働くとされます。
そのため、1室・7室にラーフ/ケートゥ(もしくはその逆)を抱える人たちは、人生そのものがドラマチックと言えるでしょう。
では、1ハウスにケートゥを持つ人たちは、どのような人たちでしょうか?
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1室ケートゥな有名人
1室ケートゥを持つ日本でも超有名な方は、英国王室のウィリアム王子や、ガッキーこと新垣結衣さんです。
ウィリアム王子は、英国王室を飛び出したヘンリー王子と違い、国民からの評価も高く、正統派として、伝統を守り、忠実に自分の義務を果たしているように見えます。
一方のガッキーは、存在感のある美人であり、十代の頃から華やかなキャリアを築き上げているにも関わらず、控えめで清楚な雰囲気で、世間からの好感度も高いです。
2人の共通点を考えてみると、自分よりも相手や周囲の人を思いやる気持ちが強いと同時に、なんとなく飄々としていて掴み所がない雰囲気がある点だと思います。
心ここに在らずな1室ケートゥ
ケートゥいるところ、自分が気に留めないものなので、自分自身を表す1ハウスにケートゥがいる人は、自分がこうなりたいとか、こうしたいという欲求や意思が、あまりないように思います。そのため、どこか夢見がちで、心ここに在らずな感じなのです。
エゴが強くないため、ガッキーのように控えめでシャイな雰囲気をか持ち出す人が多いです。
自分への関心が低い一方、ラーフが対人関係や自分以外の人を表す7室にいるため、周囲への関心が高く、自分よりも相手のことを考える気持ちが強くなります。自分だけでは満たされない何かを、他者を通じて埋めようとしている部分もあります。
また、不思議で儚げな雰囲気の1室ケートゥな人を周囲は放っておけません。大丈夫かな?と、1室ケートゥの人に対して自然と周囲が惹きつけられます。
1室ケートゥ人の注意点
他人思いで心優しい1室ケートゥさんですが、どうしても周りの環境に流されやすいです。
個人的には、ウィリアム王子が、立場が守られた環境で生まれ育ったのは本当に良かったと思います。自分に与えられた務めを異議唱えることなく淡々とこなす1室ケートゥさんにとっては、しっかりとした周囲の人々と環境が不可欠です。
逆に言えば、悪い人たちに囲まれた環境に1室ケートゥさんが身を置かれた場合、他者から利用されるとか、搾取されてしまう可能性があります。
また、1室ケートゥな女性の場合、自分を支配しようとする男性たちを惹きつけてしまう場合もあります。
ガッキーの結婚発表で、多くの日本人男性が心折れたようですが、ガッキー好きの一般人男性の発言として、
「ガッキーって、すごく謙虚なんですよ。で、押しに弱そう。俺とかでもガンガン行ったら落とせるんじゃないか、っていう期待をついつい持っちゃう」
(ウーマンエキサイト記事より)
というのがありました。まさにラーフ的男性な発言です。
私利私欲がない1室ケートゥさん達にとって難しいかもしれませんが、やはり、自分を守るために、自分自身が思う以上に自分をケアしてあげることが重要になってくると思います。
また、ケートゥ・ダシャーが巡ってくる際にも、ケートゥの威力が一番発揮されるため、健康面や対人関係等で普段以上に気をつけるなどの必要が出てきます。
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また、ケートゥ人は直観力に優れるため、スピリチュアルや占いの勉強にも向いています。この機会にインド占星術の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。
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