減衰惑星は本当に悪いの?
Kindle本『邪道インド占星術』では、占星術を勉強した方が恐れる事項(ドゥスタナ・ハウスや土星)に触れましたが、減衰する惑星については書きませんでした。
というのも、私はそこまで惑星の減衰や高揚を考慮していないのです。
『減衰=悪い』『高揚=良い』と端的に判断しません。そもそも、良い・悪いの基準は何によるものですか?『品位』とか言って、お高くとまってないですか?という感じです。
※減衰・高揚は何ぞや?という方は、Udemy講座『インド占星術 初心者向けコース』をご視聴ください。
ただ、つい最近減衰する太陽の気持ち(?)を身に染みて実感したので、減衰について考察していこうと思います。
ちなみに私自身の太陽は減衰していません(笑)ただ、そのような状況に出くわした、ということです。
減衰惑星が悪いとされる理由: 太陽の場合
太陽は魂であり、自己の確立です。
"あるがままの自分自身でいる(=being)"ことが重要であり、あえて誰かに急き立てられて行動する(=doing) 必要は全くありません。
感情を表す月は常に周りの影響を受けてフラフラしていますが、太陽は影響を与える側の役目を担います。太陽は堂々としていれば良いのです。
だから太陽は人生のトップバッターを飾る牡羊座で高揚します。皆のお手本として常に先頭にいるのが理想です。
一方、太陽は天秤座で減衰します。天秤座は常に周囲のバランス保とうとして、最悪、自分を犠牲にしてでも周りに合わせて調和を生み出そうとします。本来の太陽は他人の目なんて気にしたくないので、確かに天秤座に位置すると、居心地が悪いと感じるかもしれません。
惑星にも処世術が必要!? 減衰惑星が生き残る術
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自分の惑星の強みを活かしたい方は、占星術鑑定を受けてみましょう。