最近、インド占星術で使うナクシャトラ(宿曜)の解説動画を制作するにあたり、考察として様々な映画を見ています。
そこで気づいたのですが、いわゆる映画の巨匠と呼ばれる人たちは、牡羊座に位置するバラニー・ナクシャトラを持っている傾向にあるのです。
特に土星と木星がバラニーでグレートコンジャンクション した1940-41年生まれが顕著です。
【木星&土星 in バラニーの映画監督】
- ダリオ・アルジェント(イタリアのホラー映画巨匠)
- エイドリアン ・ライン(『フラッシュダンス』『危険な情事』)
- ジュスト・ジャカン(『エマニエル夫人』)
- ベルナルド・ベルトルッチ(イタリアの巨匠、東洋三部作など)
【その他バラニー】
- ペドロ・アルモドバル(アセンダント、スペインの巨匠)
- クエンティン・タランティーノ(月、『キル・ビル』)
- ジョージ・ルーカス(ラーフ)
彼らの映画の特徴としては(ジョージ・ルーカスを除いて)女性の登場人物・性描写・バイオレンスが印象的な点です。
バラニーは女性的な星であり、かつ、とんでもないエネルギーを持ちます。
映画監督を務めるには相当な馬鹿力が必要になるでしょうから、バラニーのエネルギーは非常に役立つでしょうし、無意識に繋がる想像力を掻き立ててくれるのでしょう。
この他、双子座アールドラーや水瓶座〜魚座にかけて位置するプルヴァ・バドラパダも巨大なエネルギーを持つため映画監督に多く見られるナクシャトラです。これらについては、機会がある時に解説しようと思います。
【追記】
木星&土星がバラニーでコンジャンクション した1940年代は第2時世界大戦の真っ只中でしたが、2000年にも同じ星廻りとなり、2001年にはアメリカ同時多発テロ事件→イラク戦争と発展し、激動の時代でした。そんな時代の激しさが個人の作品に反映されるのかもしれません。
2000年前後生まれの映画監督・芸術家たちの今後の未来に注目です。
ナクシャトラとは
月の通り道を27等分したもの。日本では宿曜と呼ばれる。太陽の通り道である12星座よりも更に細かい分析が可能。
インド占星術鑑定希望の方は、こちらから
インド占星術をオンラインで学びましょう!