全ての8室人たちへ - 続き
8室人トリセツ前章の振り返り
8室人のトリセツ前章では、
- 8室人の特徴:鋭い直感力
- 直感力の源となりえるネガティブな実体験
- 8室人の(強烈な)問題対処方法
について解説していきました。
今回は、8室人にとって一番理想的な環境について考えていきます。
8室人がラッキーな場所、9ハウスに辿り着く方法
インド占星術において、最も幸運なハウスは9室とされています。
9ハウスは、正しい道へ進む意志の力が最大限に発揮され、物質的にだけではなく、精神的にも豊かになれる場所とされます。
もし、そうであるならば。
我らが住む8室を、9室に変化させてみたらいかがでしょうか。
アセンダントのある1室を1室と捉えるのではなく、12室を1室に据えるのです。
強い直感力による、深読み精神や復讐心などの副作用を少なくし、8室の長所を最大限に活かすため、12ハウスを1室として捉えるとは、どういうことか?
自分自身を、12室が意味する状態へ持っていく、ということです。
12室は『手放しのハウス』とされています。あらゆる意味で、今いる場所・状態から遠くに行くのです。
なので、例えば、8室人にとって、生まれ育った地元を離れる、海外に移住するとかは良いかもしれません。大掛かりな引っ越しが難しいようであれば、定期的に、少し遠くの場所へ旅行する。物理的に移動することで、精神的にも、今までのしがらみから解放されるでしょう。
現実から離れて夢を見る、という意味で、充分な睡眠をとる。想像力を掻き立てる芸術に触れて、自分の気持ち・感性を内に溜め込まずに形にする。
ストレス発散(解放)のためにしっかりと運動をする。
12室のホスピタリティーという点から、自分も周りもケアする。「奪う・奪われる」ではなく、「与える・与えられる」に考えをシフトする。
などなど。
以上に挙げたいくつかは比較的簡単に行えると思いますが、そもそも8室人にとって、「囚われない。手放す」というのは、頭ではその方が良いと分かっていても、実際に行動に移すのは怖いと思います。
「手放したら、一体私に何が残るの?」と。
というよりも、誰にとっても、手放すのは怖いと思います。
なので、できる範囲で、少しずつ。
8室は、「生まれ変わるほどの大きな変化!」と占星術で言われていますが、別に私たちは、一瞬にしての大変革を遂げる必要はないです。そんなの無理です。
少しずつ、自分を解放してあげられる方法を色々試してみて、気づかない内に何か変わっていた。
そんな風になれるのが、一番いいかな、なんて思います。
8室人の気持ちは、8室人に聞こう
8室人として、占星術からボロクソに言われ落ち込んだこともありますが、今はもう他の占星術家からどう言われようとも、中立な立場で冷静に対処できるようになりました。もし8室のことで気になっていたら、8室人の占星術家に相談してみてはいかがでしょうか?
私も8室人までいかなくとも、吉星である金星と木星が8室に入っているもったいないチャートの持ち主です。
インド占星術を学んでいる方からはストレートに厳しいと言われました。
でも誰だって人生厳しいし、私よりもっと過酷な境遇の人なんてごまんと居るでしょうからそんなに辛いと思いません。
強い直感力も分かりますね、何か全てが分かってしまうような感覚があるのですが、あまりそれに身をまかせると人生楽しくないので考えないようにしています(笑)
12室を1室に考えるというのはとても良いですね!
ちょうど遠くに引っ越す予定を立てているので勇気づけられました。
何か傷ついていたとしても改善方法があるのが面白いところですね。
引っ越しで心機一転、いいですね!金星+木星が一緒だと、右脳左脳の働きが活発で、人一倍ひらめきが強いかもしれません。必ず危機一髪のところで助けられるとかもありそうです。辛さは大小関係なく辛いので、あまり自分を追い込まずに、背負い過ぎずに、お過ごしくださいね。
返信とアドバイスありがとうございます、前向きに頑張ります〜!^^
外惑星について調べていたら、こちらに辿り着きました。多数の惑星は有りませんが、私の8室には、天秤座でプルート(冥王星)だけがいます。ちなみに、反対側の二室には木星がいますが、話を聞くにあたり、私そのままだと。他人が私を怒らすととんでもないことになります笑 自覚しております。
コメントありがとうございます。あまり外惑星について気にしてはなかったのですが、冥王星は破壊力が強くて8室の意味とかぶる部分があるので、8室が強調されることになるのでしょうか!? 面白いです。
ふらっとネットを漂ってたらそちらの記事を見つけました。わたし、8室人です。12室的な回避方法で今まで生きてきました。結果、今は遠い国でニッチな仕事を小さな村でやってます。全部捨てる、全部与える、全部犠牲にして精神的自立(自律)を得てきた人生です。ミニマリストなのでスーツケース一つで生活したいです。定住も嫌です。職場では見てはいけないことばかり見つけてしまいます。例えばレストランで働いていた時は不衛生な現場を、事務をやってた時は会社の不正など。なのでできる限りの努力はしてきてるんだなと記事を読んで思いました。
コメントありがとうございます。8室人はさすらい人になるか、家にしがみつくかどちらか極端ですが、MKさんは前者なのですね。自立しているだけで素晴らしいです👏小さな村の仕事が気になります☺
はじめまして。
こんな時間に眠れずネットをさすらっていたら、こちらの記事に出会い思わずコメしてしまった次第です。
私も8室強め人です。書いておられる一言一句思い当たるフシがありすぎて、苦笑…です。
8室に月とケートゥのコンジャクション、月から見て8番目の3室に金星火星、ラグナロードがケートゥ(射手座で考えると木星になるけど、ナクシャトラ由来ではケートゥになる)、8室支配星の月が8室在住、更にはD9チャートにおいて蠍座の月がこれまた8室に在住。
普通の健康的な人生を続けていくということがなかなか難しかったりします。つつがなく平穏に暮らしたいのに、定期的に色々な深みにはまる→解脱のでこぼこ人生…笑
結婚して心も身体も家にしばられまくった後、離婚して反対の根なし草状態になりました。
若い頃は一生懸命世間の基準に収まろうと5時9時の会社人で頑張ってましたが、今はそんな枠からも解放されて。
世間的に見るときっと転落人生の部類に入るのだろうけど、捨てるごとにどんどん身軽に逆に健康的になっていってるような気がします。
人間関係もとてもシンプルになりましたが、寂しいとかはあまり無くて。今は本当にやりたいと思えることに8室的にどっぷり没入して極め生計を立てていけたらと、そんな道を模索中です。