ホスト界に君臨したスピリチュアル・リーダー?
「俺か、俺以外か。」
数々のパワーワードを生み出し、唯一無二の存在感をか持ち出す、ローランド様。
『ホスト界の帝王』として名を馳せ、その後実業家となり、現在(2022年4月時点)はビジネス番組などにも登場するタレントとしても活躍中と、異色の経歴をお持ちです。
そもそも学生時代はプロのサッカー選手を目指していて、ホストの世界に入ったのも「たまたま」だったとのこと。
インド占星術の観点から、何故彼のキャリアはホストから始まったのかについて考察していきます。
1室ラーフの人たち
ローランド様の出生時間は不明です。そのためアセンダントも不明ですが、私は彼が射手座アセンダントさんだと仮定し、話を進めます。
その場合、1室にはラーフが位置します。
ラーフはこの世の全てを手に入れようとし、そのためには努力を惜しみません。
1室は自分自身であるため、そこにラーフが来ると自分が欲しいものを貧欲に追い求めます。
では、ローランド様は何が欲しいのか(何がしたいのか)というと、ラーフが射手座に位置するため、自分の主義・主張を世に広めたい、オピニオンリーダー的な存在になりたい、のではないかなと思います。
1室支配星が9室在住
いて座支配星は木星で、ローランド様チャートでは9室しし座に在住します。
木星も太陽も自己主張が強く、自分を確立しています。特に9室はグルのハウスであり、周りに説法したい傾向にあります。スピリチュアル・リーダー、今でいえば自己啓発を周りに勧める人になりやすいとも言えます。
その方法として、しし座の雰囲気が加わり、自分が中心的存在/エンターテイナーとなって、周囲を導くスタイルとなります。
なぜ歌舞伎町に飛び込んだのか?
スピリチュアル・リーダーと歌舞伎町の組合せは異質であります。
でも、ローランド様がスピリチュアル・リーダーになるためには、夜の街を通過する必要があったのではないかなと思います。
9室しし座の支配星太陽は8室に在住しています。これにより、自分自身を表す1室支配星木星と9室並びに8室の関係性が確認できます。
8室はアンダーグラウンドな世界を表します。
そして8室に位置するかに座も水のサインで、確かに『お水の世界』を連想することが可能です。
最初、この記事のタイトルを決める時、『歌舞伎町が生んだ、スピリチュアル・リーダー』にしようかと思いましたが、逆です。
『スピリチュアル・リーダーの素質を持った人物が、あえて歌舞伎町に飛び込んだ』と考えるのが妥当でしょう。
1室ラーフの人たちは予め進むべき人生が定まっていたため、今に至るまでの人生の歩みは全て偶然でも異様でもなく、彼にとっては必然的・当然的であるのだと思います。
自分の人生の方向性・道しるべを知りたい方は、インド占星術鑑定を受けてみましょう。