世相占いの方法

2021年8月現在、コロナ対応等で日々業務に追われている菅総理大臣。
本来であれば、前任の方がオリンピックやコロナ対応の責任を負うべきはずのところ、肩代わりしたような形で少し可哀想だなと個人的には思います。
とは言っても、なかなか改善されないコロナ状況で、日本国民が非常に鬱憤溜まっているのも事実です。
占星術の世界では、国のトップの立場の人が持つホロスコープの状態/状況が、その国全体の世相を表すとされます。
古代では、個人占いのためではなく、このように国の長を選ぶために占星術が使われていたのです。
今回はそれに倣い、日本の状況を菅首相(2021年8月現在)のチャートから見ていきます。
【菅義偉 基本情報】
生年月日:1948年12月6日 出生時刻非公開
出身地:秋田県
トランジットから読み取る現状:サディ・サティ
菅首相の出生時刻が分からないので、アセンダントはまず無視して、彼のホロスコープとトランジットをまずは比較してみます。

現在、インド式で見ると、土星は山羊座の方向を通過中です。
菅首相のバースチャートでは、月が山羊座に位置しています。そのため、現在土星は、菅首相の月の上を通過中、となります。
トランジットの土星が、自分の月の上を通過することを、「サディ・サティ」と呼びます。
月は、自分の感情を示します。
一方、土星は、責任感や義務感、恐怖や苦痛を与えることもある惑星です。
そのため、そんな土星が自分の月の上を通る時、苦痛と感じる局面に直面したり、自身の心情は非常に疲れやすくなったりします。
現時点では、土星はまだ、菅首相の月の位置よりも前の度数にいますが、2022年10月あたりをピークに、ちょうど菅首相の月の真上を通過します。
総理大臣は日本の国家元首であるため、ある意味、菅さんが総理大臣でいる限り、彼の心情は国民の心情を表すことになります。
この土星が菅首相の月の上を離れない限り(正確には、離れた直後も土星の影響は残ります)、国民全体としてのストレスは続くだろうと予想されます。
ただ一方、菅首相は非常に強いチャートをお持ちのようにも見えます。
現在菅さんは水星期を過ごし中ですが、バースチャート水星のナクシャトラ(宿曜)はジェスタ。トップの座に上り詰める可能性に満ちた星の位置にあります。
一方、ジェスタは他者からの批判や嫉妬に晒され続け、地位の座に就いた途端、誰かから引き摺り下ろされる危険性もあります。
ただ、実際に地位が転落しても、このジェスタはまた舞い上がることもできるのです。とにかくジェットコースターのように忙しいです。
(元米大統領トランプ氏が典型的なジェスタ。)
また、もし、菅さんのアセンダントが魚座だとすると、現在、水星-木星期を過ごし中、水星は幸運なハウスの9室に、木星は10室に来るため、(自身にとっての)仕事運は決して悪くはないです。
しかし、2022年8月頃から、水星-土星期に入り、土星は菅さんにとっては重荷になる惑星で、かつ、サデ・サティをもろに経験するタイミングなため、多分この頃が菅さんにとって一番大変な時期になるかと思います。
とは言っても、大変な時期=仕事に関すること=退任または引退、とかではない気もします。アセンダントが確かではないので、これについては少し控えさせて頂きます。
ただ、菅さんがサディ・サティを経験中なのは確かなので、このことから、菅さんを始めとした国民全体が、色々義務感を強いられてフラストレーションが溜まっているのは、明らかです。