判断が難しい初期のヴィムショッタリー・ダシャー
暗黒の(?)ケートゥ期を抜け出し、金星期に突入してから早1年と数ヶ月。といっても、マハダシャー金星期は20年続くのでまだ始まったばかり。
サブダシャー金星は3年3ヶ月続く。正直、メインとサブダシャー両方同じ惑星(例:金星-金星期)の初期段階は、未来予測をするのが難しい。メインとサブが違う惑星(例:金星-太陽期)であれば自分のチャート内の惑星同士の位置関係などから、もう少し具体的な予想が可能だが、金星-金星期となると、自分の「金星が○室支配星で○室在住」という限られた情報からしか予想できない。(アスペクトや分割図もあったとしても。)だからヴィムショッタリー・ダシャーで判断が難しい場合は、チャラ・ダシャーを見た方がいい。
8室在住の金星ダシャー
ダシャー初期の判断は難しいものの、私の肌感覚では、ダシャーの惑星が本来持つ意味と、その惑星が在住するハウスの意味合いが強調される出来事が起こっている気がする。
D1チャートにおける私の金星は8室在住。
金星といえば:
- 美・富(=お金)
- 商売
- 恋愛/結婚
- 女性(的なモノ・コト)
- ラグジュアリー
負の面で言うと、
- 嫉妬・不倫・屈辱(ギリシャ神話で、戦争の神アレスと不倫した女神ヴィーナス)
- 戦争(マヤ神話の『明けの明星』)
- 死(シュメール神話の『イナンナの冥界下り』)
8室といえば:
- お金関係(特に遺産・保険・パートナーとの共同資産)
- 突然の変化/変革
- 秘め事
- オカルト(占い・黒魔術)
- 恥・屈辱
- 生命力・サバイバル能力
- 心理学
などなど。
今これらをリストアップしてみると、改めて自分の【金星-金星期】にほぼ全ての出来事を体験しているなと気づく。まだ1年しか経ってないのに。
例えば、
- 今年3月から勤務予定だった会社から突然、内定取消しを何回もされそうになり、バトる。
- 内定取消し事件の原因は「私の給料が高すぎる」だったにも関わらず、戦った後、なぜか当初の給料よりも金額が大幅にアップする。(つまり、棚ぼた。)
- 勤務先が海外のためビザが必要だが、申請が遅れているため、在宅勤務となる。(8室=アウェイ、孤立)
- そしてなぜか「出勤申請はしてもいいから、在宅中は仕事するな」と元・不倫仄めかし上司から言われる。(つまり、棚ぼた。)
- でも給料がなかなか支払われない。
- 時間が余ったので、旅行しようと思い、唐突にメキシコへ。豪遊して無欲ケートゥ時代の貯金を使い込む。(ケートゥ期に感謝。)
- メキシコに旅行した4月は、実は2年前に自分が「海外に行く」と予想していた時期だった。(オカルト)
- メキシコから帰国後、相変わらず仕事のためのビザは降りていない。←今、ここ。
※詳細はX、旧Twitterでツラツラと。
まとめ
金星も8室もお金絡みのため、とにかく訳が分からないままお金と関わり続けている気がする。そして、なぜか理不尽で屈辱的な体験をすればするほど、よく分からないところから、よく分からないお金が降ってきている気がする。(これについては別のブログにて書きたい。)
正直、精神的にはアップダウンが激しくてかなり疲労気味なものの、多分表向き、他人から見れば『ズルい』生活を送っているように見えるかもしれない。
実際、確かにメキシコ旅行はとても楽しかったし、行けてラッキーだった。
でも、8室金星ダシャー期を過ごす私は言いたい。
『金星期、何がために支払う代償』
金星はギブアンドテイク。何かを得るためには、何かを犠牲にしないといけない。
らしい。
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